マンガ

マンガ「生理ちゃん」を読んでみました。

男が生理について話してもいいですか?

男が中途半端な知識で生理について話すことは、ぼく自身すごく怖い。

怖いっていうのは、的外れな事を言ってしまったり言葉の選び方を少しでも間違うと、簡単に偏見や女性蔑視に聞こえてしまいそうだから。

けれど、「生理ちゃん」を通して、自分なりに感じたことや思ったことを素直に書いてみる。

生理ってきっと、女性からすると同性以外なら恋人やパートナーのようなごく親しい信頼出来る人にしか話せないのだろうと思う。

どこか、あまり人前で口に出してはいけないもの、という雰囲気がある気がする。

ぼくが中学生の頃、同じクラスだった不良の派手な女子が、「先生、わたし生理なんでめっちゃお腹痛い!早退しまーす!」と言って教室を出て行った。

その時、教室がなんとも言えない空気になったことを今でも覚えている。

女子は無言でただただ軽蔑するような雰囲気。男子は思春期の女子のあまりにおおっぴらな発言に引きつつも、どこかちょっと興奮しているような雰囲気、とでもいうのだろうか。

早いものでそれから20年近く経つが、生理の「ポジション」は、さして変わっていない気がする。

生理ちゃんを読んで

生理ちゃんを読んですごく印象だったセリフがあって、それは

男:女性は生理があるから大変だよね

生理ちゃん:大変なのを生理を理由にできないのが大変なんですよ

というもの。

生理(の症状)についてのぼくの知識といえば、

とにかくお腹が痛い。貧血。眠気。イライラ。くらいしかないけれど、どれかひとつの症状だけでも当然辛いし精神的にもしんどい…。

ましてや職場や家庭内で決まった仕事をこなさないといけなくて、したいけど出来ない、しないといけないのに出来ない、思うように進まない、集中できない。

だけれど、それを言い訳にすることもできず、もっと言えば生理であることすら隠さないといけない。というのが世の中の空気なのだとも思う。

そう考えると、なんて理不尽なんだろう、と思わざるを得ない。

このマンガ「生理ちゃん」は、タイトル通り女性の生理について書いている。

基本コミカルに、でもときに真面目にシリアスに、ときにホロリとさせられたり…。

作者は男性。

福岡のカフェで開催された個展に行ったけれど、作者の小山さんは素朴で人の良さそうな方で、やはり女性のお客さんが多くて小山さんの元には女性読者がひっきりなしに行っては、なにやら込み上げる思いを熱心に伝えていた。見た感じ20〜30代の女性が多かったけれど、大学生風の男子2人組もいた。

ぼくはこの個展ではじめて作者と作品を知って好きになり、生理ちゃんの発売を首を長くして待って買った。

生理ちゃんはWEBマガジンに連載されていて、マンガの帯には「累計5000000PVの話題作がついに書籍化!!」とある。

生理のポジションは今も変わっていないと書いたけれど、このマンガが何度も何度も閲覧され、認知され、受け入れられ、書籍化されたということは、一歩世の中が進んだことの証なのかもしれないな、とは思った。

生理は決してタブーじゃない。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です