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日本の広告はすごい!ニューヨークフェスティバル アドバタイジングアワード最高賞受賞!

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昨日5月7日にアドタイという広告関係のWEBメディアに掲載されていたのですが、先日下記の記事でも書いた10秒ドラマCM「愛の停止線」が、ニューヨークフェスティバルというコンテストのアドバタイジングアワードで最高賞を受賞しました!

Wikipediaによるとニューヨークフェスティバルは1957年に創設された世界最大の広告の国際コンテストとのこと。

広告の国際コンテストといえばフランスのカンヌで行われるカンヌ・ライオンズが有名ですが、ニューヨークフェスティバルは世界最大のはずなのにぼくは初めて知りました。

アドタイを見ていたら「愛の停止線」以外の日本の広告の受賞作品も出ており、とても素晴らしい広告だったのでご紹介します!

広告って最近ではWEBやSNSでしか発信していないものも多くて、テレビや新聞と違い、データを利用してどんな人の目に触れるように配信するかを年齢や嗜好、エリアなど細かくターゲティングできるため、そこから外れると一生目にする機会がない、なんてこともしばしばです。

これから紹介する広告も、ぼくは今回はじめて知りましたし、こんな大きな賞を取っても広告関係の方でないと今後知る可能性も低いと思うので共有です。

「HANKOGRAPH」

高価で取引される象牙のために象を密猟し、それによってアフリカゾウが絶滅の危機に瀕しているのは世界的にも有名です。

サイも同様で、角を取るために密猟されています。ググるとナショナルジオグラフィックなどで、本当に残酷でおぞましい現実が出てくるので興味のある方は調べてみてください。

話を戻すと、HANKOGRAPHの動画によると日本は、国内象牙販売量が世界一で、その80%が「印鑑」とのこと。

その無知な日本人に対して、印鑑に象牙を選ばなくてもいいんじゃないですか?という啓発動画です動画のアニメーション部分はすべて印鑑(木製)で作られていて、少しわかりにくいかもしれませんが前半は印鑑の丸が密猟者のライフル銃のスコープを覗いて見ている、というのを表現しています。

アフリカゾウが密猟され象牙がはんこになっていく過程を、はんこによるアニメーションで表現するという素晴らしいアイデアで惹き付けられ、アニメーションと銃の発砲音の使われ方が心を打ちます。

最後印鑑を押すのに合わせて放たれる発砲音は一層考えさせられますね…。

このアニメーションのメイキング動画もあるのでぜひご覧ください。

今回知った動画にすごく心を動かされたので、この動画の広告主であるWILDAIDを調べたところ、野生動物の違法取引撲滅を目的に活動している団体で、WEBサイトでは#RED on NOSEという日本国内での象牙販売取りやめ賛同のWEB署名も行っています。

タレントのベッキーと、ダンサー/モデルのジェシカ・レイボーンがアンバサダーを務めていて、キャンペーンビデオなどもあるのでご興味あればそちらも。

》WILDAID JAPAN公式サイト

動画を見たあと、不安になって自分の実印を確認しました。

幸い象牙ではありませんでした。

アフリカゾウ密猟の残酷な現実を知っていれば、あえて象牙を選ぶという人はかなり減るでしょう。(人間に期待しすぎでしょうか?)

でも知らなければ、実印だしちょっと高くても素材もちゃんとしたものに、と象牙を選んでしまう人も多いように思います。

でも無知が悲劇を生むこともあるんですよね。

とても考えさせられた動画なので、こういうものこそバズって拡散してほしいと切実に思いました。

「注文をまちがえる料理店」

こちらは一般社団法人「注文をまちがえる料理店」のプロジェクトで、上の動画はプロジェクトのコンセプト動画と限定公開されているレポート動画です。

名前だけ聞くと、宮沢賢治の「注文の多い料理店」が浮かびますが、どのようなプロジェクトかというとこういうもの(サイトから引用)↓

このコンセプトを知ってから動画をみると、本当に温かい気持ちになります。

「間違っちゃった」とペロッと舌を出したようなプロジェクトのマークもチャーミング。

常設の店舗ではなく、とらや工房や厚生労働省庁舎内の食堂など「出張」してどこでもオープンできるコンテンツになっているのが秀逸で、これなら地方自治体が地元の飲食店などに誘致して、認知症を知ってもらうきっかけづくりにもなります。そこまで考えて作っているんでしょうね。

制作した広告代理店のTBWA\HAKUHODO、すごいな…。

》注文をまちがえる料理店 公式サイト

「THE REBORN LIGHT」

こちらは東日本大震災からの復興をつづけている福島県浪江町が広告主の動画です。

ワンカット撮影風の動画で、リサイクルによってできたものを触ると、一瞬でリサイクル前の姿に変わるというトリック動画のようなテイストです。

数年前に海外の動画クリエイターが、こういった動画を数多く発表して話題になりましたが、それをオシャレにCM的につくったイメージですが、どうやってつくっているのか不思議で、映像としておもしろくて斬新で目を引きます。

「THE REBORN LIGHT」というプロジェクトは日産自動車がEVバッテリーをライトとして再利用するというプロジェクトで、その番外編としてつくられた動画のようです。

プロジェクトで再利用してつくられたライトが浪江町に寄贈され、国道114号線を照らしているとのこと。

上の動画の最後のシーンですね。

ライトも町並みも映像もすごくかっこいいです。

今回ご紹介したもの以外にも受賞作はいくつかあって、下記のアドタイの記事からご覧いただけます!

ぜひ!

》アドタイ(宣伝会議)

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