車の急な故障やトラブルに対応してくれるサービスといえば、JAF(ジャフ)ですよね。
でもめったに利用しないから、加入するのはもったいない。本当に加入したほうがいいの?
そんな疑問にお答えします。
僕はJAFに加入していて、つい最近もパンクした際に助けてもらいました。
意外に知られていない、お得な会員優待サービスもあるので、合わせてご紹介していきます。
Contents
JAFってなに?
まず最初にJAFとは「一般社団法人日本自動車連盟」の略称で、主にロードサービス事業をしています。
1963年に創立した社団法人日本自動車連盟にルーツがあり、50年以上の歴史があります。
JAFって加入したほうがいいの?
JAFって万が一のために加入したほうがいいの?でもめったに使わないだろうから、掛け捨てで損しそうだな。
そう思っている方も多いと思います。
個人的な結論としては、加入しておいたほうが良いと思います。
理由は次のとおり。
- 最近の車はスペアタイヤを積んでいないことが多い
- 日本では一年を通して車のトラブルが多い
- JAFは「人」に掛ける保険だから
- 会員優待サービスも豊富
理由①最近の車はスペアタイヤを積んでいないことが多い
僕はつい最近、パンクでJAFを利用しました。
会社からの帰り道でパンクし、自宅まで1〜2kmだったのでとりあえず帰宅。
翌朝、スペアタイヤに付け替えてからディーラーにパンク修理に行こうと思い、トランクをみたところ、なんとスペアタイヤが入っていませんでした!
後でディーラーに聞いてみたところ、最近の車は燃費を良くするためにスペアタイヤを積んでいないことが多いんだそうです。
なので、パンクしたら自分で修理するか、修理不可能な場合は基本的にけん引して修理工場やディーラーに運ぶしかなくなります。
理由②日本では一年を通して車のトラブルが多い
JAFの方に、「一年でいつがロードサービスの要請が多いですか」と聞いてみると「夏と冬が多い」とのことでした。
なぜかと言うと、
夏はエアコンをガンガンにかける人も多く、バッテリーの充電が弱くなりバッテリーが上がる。
冬は寒さでバッテリーが上がったり、雪で立ち往生、路面凍結によるスリップが多発するから。
だそうです。
春と秋は、夏冬に比べると落ち着いていますが、雨が降るだけで事故は増えるし、ここ数年は毎年のように記録的豪雨で水害が起きたり、大きな地震も起きているので、災害による車の故障やトラブルは、一年を通して多いと言っていました。
理由③JAFは「人」に掛ける保険
車の任意保険にはロードサービスがついているものもありますが、それらは「車」に掛ける保険なので、ロードサービスの適用範囲はその車だけです。
しかしJAFは「人」に掛ける保険なので、例えば友人の車に乗っていたときでも、バイクを運転していたときでも、JAFに加入している人がロードサービスを呼べばサービスを受けることができます。
理由④会員優待サービスも豊富
ほとんどの方がJAFといえばロードサービスのイメージしかないと思いますが、実は会員の優待サービスがかなり豊富なんです。
飲食店やカー用品店、ガソリンスタンド、ホテル、SA・PAなど、全国約47,000カ所の施設で、割引や特典が受けられます。
ごく一部ですが、例として書き出すとこんな感じです↓
ロイヤルホスト | 飲食代5%OFF |
---|---|
ドミノ・ピザ | ピザ全品25%OFF(デリバリー限定) |
AOKI | 店頭価格 10%割引 |
HIS | 国内・海外ツアー3%割引(条件あり) |
U-NEXT | 31日間無料トライアル申し込みで2,000ポイントプレゼント |
美容室アース | カット、カラー、パーマ割引 |
JOYSOUND | ルーム基本料金 会員料金から30%割引 |
Zoff | オンラインストア商品 合計金額から550円引き |
オートバックス | 全商品 店頭表示価格から5%割引 |
マツモトキヨシ | 商品5%割引 |
※優待内容は2021年5月23日時点。詳細はJAF優待サービスページでご確認ください
会員優待サービスは上記以外にもまだまだあります。
【実体験】僕はこんなトラブルでJAFを利用しました
↑この画像は、つい先日タイヤがパンクしたときに撮ったものです。
左後輪に釘がきれいに刺さっています。。
JAFに電話すると、30分ほどで到着。
ディーラーが4kmほどの場所にあるので、そこまでけん引してディーラーでタイヤ交換をすることになりました。
10〜15分ほど作業していただき、こんな感じになりました。
車に負荷がかからないよう、前輪・後輪を浮かしています。
迅速でプロの仕事っぷりでした。
僕もレッカー車の助手席に乗って、一緒にディーラーへ。。
JAFに加入していたので無料でしたが、これが非会員だと13,130円(別途けん引料730円/1km)。
ディーラーまで約4kmだったので、総額16,000円ほどですね。
キーの閉じ込め
1年半ほど前には車内にキーを閉じ込めてしまったこともあります。
電子キーなんですが、車内に置いたままドアを閉めたときに誤作動でロックされてしまい、JAFを呼びました。
もちろん無料でしたが、非会員だと15,230円。
電子キーは、近い周波数の電波があるとまれに誤作動を起こすことがあり、電子キーの閉じ込めで出動することも少なくないと言っていました。
JAFのロードサービスメリット例と料金
JAFのロードサービスの会員メリット例は次のとおりです。
会員 | 非会員 | |
バッテリー上がり | 無料 | 13,130円 |
パンク応急修理 | 15,230円 | |
燃料切れ | 16,770円+別途諸費用 | |
キー閉じこみ | 15,230円 | |
故障車けん引(15kmまで) | 13,130円+けん引料730円/1kmあたり | |
落輪 | 14,280円 | |
雪道・泥道でのスタック | 13,130円 | |
異音・異臭点検 | 10,280円 |
※価格は2021年5月23日時点。諸条件等詳細はJAF公式ページでご確認ください
入会金・年会費
個人会員の場合、クレジットカードによるオンライン入会で1年契約だと、
1年分+自動振替 | |
入会金 | 1,500円 |
年会費 | 4,000円 |
合計 | 5,500円 |
1ヶ月あたり459円。
2年目以降は入会金はかかりませんし、複数年契約にすると入会金が割引になります。
【結論】個人的にはJAF加入がおすすめ
僕はJAFに加入して3年経ちますが、その間に2回ロードサービスを要請しました。
3年間のJAF入会金・年会費の合計は13,000円
対して、
要請したロードサービス(故障車けん引+キー閉じ込め)の非会員価格の合計は、31,280円
JAFに入っていなければ2万円近く損していた計算になります。
ご紹介してきたように、全国約47,000カ所の施設で会員優待があるのでクーポンとして普段づかいができますし、もちろんロードサービスは24時間・年中無休。
会員数は約1,900万人で、50年以上の実績があり、信頼できるサービスだと思います。
日常での故障やパンクといったトラブルの他にも、日本では天災や異常気象も多いので、JAFのロードサービスで、もしもに備えてはいかがでしょうか。
それではまた、次の記事で。