コーヒー好きなので、暖かくなってくると水出しコーヒーが飲みたくなります。
例年はスーパーで安いボトルコーヒーを買っていましたが、おいしいコーヒーが飲みたいので今年からは自宅で水出しコーヒーを作ろうと、HARIO〈ハリオ〉のフィルターインボトルを買いました。
- 簡単につくれるの?
- 必要な道具は?
- ボトルコーヒーに対してコスパは良いの?
- メリット、デメリットは?
といった疑問にお答えしていくので、自宅で水出しコーヒーを作ろうと考えている方の参考になればうれしいです。
Contents
ハリオのフィルターインボトルで水出しコーヒーをおいしく作る!
先にHARIO〈ハリオ〉のフィルターインボトルで水出しコーヒーをつくっていく様子を、ひと通りご紹介していきます。
水出しコーヒーって簡単につくれるの?
結論、水出しコーヒーはとっても簡単に作れます。
では作っていきます。
ボトルをパーツごとに取り外すとこんな感じ。
ストレーナー(筒状のフィルター)を上下に分けて、下ストレーナーに挽いたコーヒー粉を直接入れます。
説明書によると水約700mlに対して、コーヒー粉は55gで、深煎りの中細挽きが良いそうです。
水出しコーヒーは氷を入れて飲むことが多いので、氷が解けて薄くなってしまうからですね。
でも海外のコールドブリューコーヒーは浅煎りでフルーティーに飲むことも多いそうなので、コーヒー豆の焙煎度は自分の好みに合わせたもので良さそうです。
コーヒーの粉を入れたら、上下のストレーナーを合体させ、フタ部分に取り付けます。
それをガラス本体に取り付けます。
あとは水を注ぐだけ。
水はコーヒーの美味しさを左右するので、カルキの多い水道水ではなく、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水を使うのがおすすめです。
水を注いだらキャップをして、コーヒー粉が馴染むように左右に少し振ったら、あとは冷蔵庫で8時間ほど冷やすだけ。
ワインボトルのようなフォルムですね。
コーヒー豆を自分で挽いたりするとそれなりに時間も手間もかかりますが、コーヒー粉を買うならストレーナーに入れて水を注ぐだけなので、すごく簡単につくれます。
そして8時間冷やすとこんな感じ↓
コーヒーの色もきれいに出ています。
今回はスターバックスのアイスコーヒーブレンドの豆を買って、手動のミルを使って自分で挽いたのですが、スタバで買って飲むコールドブリューコーヒーと遜色ない味でおいしかったです。
少し酸味が強めの豆でした。
ちなみに使っているグラスはKINTO〈キント〉のCAST アイスティーグラス 350mlです。
薄くて軽いですし、フチが外側に緩やかに開いているので、口を当てるとすっと自然に注がれる感じで使いやすいです。
水出しコーヒーをつくるのに必要な道具は?
水出しコーヒーを作るのに必要な道具は、今回ご紹介しているHARIO〈ハリオ〉のフィルターインボトルのようなボトルだけあれば大丈夫です。
材料はコーヒー粉と水。
味や香りにこだわるなら、コーヒーを作る直前に豆を挽いたほうがおいしいのでミルが必要になりますし、豆を量るスプーンかスケールもあったほうが良いです。
今回使った器具などはこちらの記事でご紹介しています。
ボトルコーヒーと比べてコスパは良いの?
今回のように水出しコーヒーを手作りした場合、ボトルコーヒーに比べてコスパがどうなのかというと、使うコーヒー豆によります。
安いボトルコーヒーだと、900mlで90円台で売られていると思います。
900mlで100円だとすると1杯(240ml)あたり26.6円。
一方今回スタバの店頭で買ったアイスコーヒーブレンドの豆は250g 1,533円。
HARIO〈ハリオ〉のフィルターインボトルはコーヒー粉55gで700ml作れるので、1杯(240ml)あたり115.3円です。
しかし例えばAmazonに売っているドリップコーヒーファクトリーなんかの安い豆を買えば、2kgで2,538円なので1杯(240ml)あたりなんと17.6円で飲むこともできます。
これならボトルコーヒーよりも安くなります。
ネスカフェエクセラ | スタバ アイスコーヒーブレンド | ドリップコーヒーファクトリー |
1杯あたり 26.6円 | 1杯あたり 115.3円 | 1杯あたり 17.6円 |
スタバのアイスコーヒーブレンドだと、コンビニのアイスコーヒーと同じくらいですね。
スタバでアイスコーヒーのショートを買うと319円するので、ほぼ同じ味を115.3円で飲めると考えると安いと思います。
HARIO〈ハリオ〉フィルターインボトルのメリット・デメリット
僕が思うHARIO〈ハリオ〉フィルターインボトルのメリットは次のとおりです。
- 水出しコーヒーの器具の中では安い
- 一度にたくさん(最大700ml)作れる
- 簡単に作れる
- 好きなコーヒー豆を使ってお店の味が楽しめる
水出しコーヒーをつくる器具にはドリッパーサーバータイプ(滴下式)とポットタイプがあり、本格的な器具だと数万円するものもあります。
HARIO〈ハリオ〉フィルターインボトルは1,500円ほどで買えるのでかなり安いですし、一度にたくさんつくれるのも便利です。
また自宅で水出しコーヒーを作れば、好きなコーヒー豆を使えるので、スペシャリティコーヒーとほぼ同じ味わいを楽しめます。
逆にHARIO〈ハリオ〉のフィルターインボトルを選ぶにあたって注意が必要なのは次の点。
- ストレーナーを外すとフタが閉めれない
- 横に倒して保管できない?
- 滴下式に比べると抽出に時間がかかる
ストレーナーをフタから外すと、機構上の問題でフタが本体に取り付けられなくなります。
抽出の8時間が過ぎたらコーヒー粉をボトルから出したいという方には不便だと思います。
フタは本体に押し込んで取り付ける仕様なので、ねじ込んで閉めるタイプほど密閉はされていません。
なので試していませんが、横に倒して保管すると中身が漏れ出すかもしれません。
またポット式すべてにいえることですが、抽出時間は滴下式が1〜2時間なのに対して、ポット式は8時間ほどかかるので、なるべく早く飲みたいという方には不向きです。
とはいえHARIO〈ハリオ〉フィルターインボトルは、水出しコーヒー器具の中では安価で使い方も簡単なので、水出しコーヒーをはじめてみたい!という方にはピッタリです。
僕はステンレス製品が好きなので、同じHARIO〈ハリオ〉のコールドブリューコーヒージャグも気になります。
こちらはフィルターインボトルより2,000円ほど高いですが、その分高級感があっておしゃれですよねー。
それではまた、次の記事で。