お金の悩みや不安って尽きませんよね。
一人暮らしのときはまだよくても、年を重ねて家族が増えればその分お金もかかります。
なんとか収入を増やしたいと思って、副業を始めたり試行錯誤している方も多いと思います。
でも収入を増やすって、なかなか難しいのが現実。
会社の給料は自分が頑張れば必ず増えるというものでもありませんし、副業にしてもスキルが必要だったりして思うようには結果が出ないこともあります。
そんなときは、収入を増やすのではなく、支出を減らす、ということを考えてみてはいかがでしょうか。
お金は、稼ぐより削るほうが遥かに簡単です。
本記事では支出を減らすために今すぐできる方法をご提案します。
Contents
まずは家計をすべて洗い出して生活費を見直す
「毎月どれくらいの支出がありますか?」
そう聞かれて、あなたは正確に答えられますか?
この記事を読んでいるということは、答えはおそらくNOですよね。
安心してください。
大半の方はあなたと同じで、毎月の支出を把握していません。
- 家賃は7万円
- 光熱費はだいたい2万円
- スマホ料金は6000円
- サブスクはあれとあれで2000円
といった感じで、自分で契約したものや明細が送られてくるものはおおまかに把握してる、という程度だと思います。
スーパーやコンビニで毎月いくら使っているとか、趣味・嗜好品関係にいくら使っているとかは計算したことがない。
つまり毎月いくら支出しているか把握していない。。
ですがそれだと、毎月いくら残っているのか、いくら必要なのかもわからないので、漠然としたお金の不安も生まれてしまいます。
まずは家計をすべて洗い出して、現状を「知る」ことから始めましょう。
家計を洗い出す2つの方法
①家計簿をつける
家計を洗い出すには、家計簿をつけるのが一番です。
家計簿ノートをつけるのもよいですが、いちいち電卓で計算するのは面倒だし時間のムダなので、スマホの家計簿アプリがおすすめです。
無料で使えますし、金融口座と連携できる高機能なものやレシートを読み取れるもの、シンプルなものなど、種類もたくさんあるのでご自分に合うのを探してみてください。
②エクセルやスプレッドシートを活用する
家計簿アプリは月単位で支出を把握して、長く家計を管理していくのに便利ですが、まず1ヶ月つけないと支出の全容が見えません。
また、支出がカテゴリーごとにまとめられてしまうのが、ある意味デメリット。
たとえばAmazon PrimeとdマガジンとSpotifyというようにサブスクを複数契約している場合、家計簿アプリでは「サブスク」とか「趣味・嗜好」といったカテゴリーをつくって管理すると思います。
これだと、どのサブスクにいくら使っているのかが可視化されません。
なのでまずは、エクセルやGoogleのスプレッドシートを使って、毎月の固定費だけでも一覧で見られるように書き出すことをおすすめします。
固定費は、家賃(ローン)とか光熱費、スマホ代、インターネット代、サブスク、保険料などなど、たくさんありますよね。
これらは口座の引き落とし額を確認したり、アカウントにログインすればすぐにでもわかると思うので、すべて表でまとめて、計算式を入れて自動計算しましょう。
なんでもそうですが、情報を可視化して一覧で見ることで、
- スマホ代は格安スマホに変えたらどうだろう?
- ガス代が高いからIHに変えるのは?
- このサブスクあんまり使っていないかも
- 保険はもっと安いプランないのかな?
というように、頭も整理できますし、「じゃあどうするべきか」という行動にも移しやすくなります。
エクセルやスプレッドシートで現状わかる固定費をすぐに把握し、家計簿アプリで細かな出費をつける、2つの併用がおすすめです。
家計簿をつけるなんてどうせ続かない
家計簿を毎日つけるなんてどうせ続けられない、という意見もあると思います。
たしかにつけるのを忘れて、昨日コンビニでいくら買ったか覚えていない→正確じゃないからモチベーションがちょっと下がる→つけ忘れが増える→いつの間にかやめる。
なんてことにもなりがちです。
スマホ決済で支出をたどる
対処法のひとつとして、スマホ決済を導入すると良いかもしれません。
すでに使っている方も多いと思いますが、スマホ決済であれば、アプリで支出をたどれるので、レシートをもらい忘れたりしても安心です。
ポイント還元などもあるので、スマホ決済が使えるお店では、積極的に使うのがおすすめ。
続かなくてもOK
もちろんきちんと続けるに越したことはありませんが、一週間だけでも構いません。
社会人は基本的に一週間単位のルーティーンで生活しているようなものなので、一週間だけでも家計簿をつければ、食料品や日用品の支出などが大まかに見えてきます。
そしておそらく、「なんとなく寄ってるコンビニで、こんなに使ってるの!?」といった驚きもあると思います。
それを知れるだけでも、今後の支出に対する意識が変わるので、まずは一週間がんばってみてください。
削ることを最優先しすぎないことも重要
支出を減らす話をしてきましたが、それを最優先しすぎてしまうことにも注意が必要です。
例えば、食費を抑えたいばかりに、安くて栄養の少ない食品ばかり選んでしまったり、トレーニングジム代がもったいないので解約して運動しなくなった、など。
お金よりは健康が大事ですし、食事や運動は健康づくりにとても大切です。
人生100年時代を生きていくためにも、お金も健康もきちんと管理して、まずは無理なくできることからはじめてみましょう!