熊本でNINE LETTERPRESS/九州活版印刷所の作品を買いました!
少し前になりますが、4/29、30に熊本県農業公園カントリーパークで開催された、九州蚤の市に行きました。
会場の写真を取り忘れてしまったんですが、ひろーい芝生の会場で天気も良くて気持ちよかったです。
個人的には蚤の市って、フードやドリンク系以外あまり買う物はなくて、基本はウインドウショッピングになってしまうんですが、以前からネットで見て気になっていた熊本のNINE LETTERPRESS/活版印刷所が出店していたので、思わず作品を買ってしまいました。
それがこちらのポスター。
作品タイトルは「ZZZ…」。
NINE LETERPRESSのオンラインショップには書いていませんが、蚤の市の時はZZZ…の下に、サブタイトルというか翻訳のような感じで、「夢で逢いましょう」と書いてあって、素敵な訳だなと思いました。
他にも英文を印刷したものが色々あったのですが、意味が解りすぎるのがちょっと恥ずかしいので、グラフィカルでどこか間抜けなZZZ…にしました。
黒いフレーム付きと、フレームなしがあったのですが、フレームなしの方が数千円安かったので、フレームなしを買って妻にフレームはDIYしてもらいました。
ホームセンターで木材とアクリルを買い、ポスターのサイズに切ってボンドで留めて、コーヒー染め→ステイン塗装→ラッカー塗装で仕上げてくれました。
ついでに缶バッジも購入しました
会場には活版印刷した紙を切ってつくった缶バッジもありました。
こちらはワークショップのような感じで、印刷された紙の好きな部分を選んで、自分で缶バッジにプレスすることもできました。
バッジのサイズは大中小とあり、めちゃくちゃ迷った結果、
緑が鮮やかなこれにしました↓
活版印刷ってレトロでオシャレってことで7、8年前?から再注目されていまだに人気ですよね!
文字や図案の版を紙に押しつけた時にできる微妙な凹みが、絶妙な手触りや陰影を生んで味がある、みたいに言われて人気なんですが、活版印刷の職人さんとお話しする機会があって、そのときお話しされたのが、
「実は印刷したときに凹みができるのは圧が強すぎる証拠なので、印刷としては失敗(レベルが低い)なんです。
でも一般の方は、それが味でかわいい、おしゃれと思って活版が再注目されて人気が出てるのでちょっと複雑な気持ちもありますね」
とのこと。
活版印刷はとても非効率で消えつつある文化というのは確かなので、スポットライトが当たるのはいいことだよな、と買ったポスターを眺めながら思いました。
それではまた次の記事で。
おやすみなさい。
ZZZ…(誰に逢えるかな…?)