この記事では僕が自宅で水出しコーヒーを作るときに使っている器具をご紹介します。
水出しコーヒーだけでなく、温かいドリップコーヒーを淹れる時にも使える器具もご紹介するので、自宅でコーヒーを入れたい方の参考になればうれしいです。
それではさっそく、絶対に必要な器具と、あるとさらに良い器具の2つに分けてご紹介します。
絶対に必要な器具
水出しコーヒーを作るときに絶対に必要な器具はひとつだけ。
抽出器
絶対に必要なのはコーヒーの抽出器1つだけです。
抽出器にはドリッパー・サーバータイプ(滴下式)とポットタイプの2種類があります。
ドリッパー・サーバータイプはコーヒー粉に水滴を当てて、下にセットされた容器に抽出されたコーヒーが少しずつ溜まっていくタイプ。
ポットタイプはストレーナーと呼ばれる茶こしのような部分にコーヒー粉を入れてポットにセットし、水を加えてコーヒーを抽出するタイプ。
タイプ | ドリッパー・サーバータイプ | ポットタイプ |
価格 | 2,000円台〜数万円ほど | 数百円〜5,000円ほど |
抽出時間 | 約1〜2時間 | 約8時間 |
特徴 | ・シンプルなものから実験器具のようなデザインまであって、抽出される様子も楽しめる。
・1時間ほどで抽出できるものもあるので早く飲みたい人にはうれしい。 |
・抽出した容器でそのまま冷蔵庫に保管可能
・抽出時間が長いので早く飲みたい人には不向き |
僕はポットタイプのHARIO〈ハリオ〉フィルターインボトルを買って使っています。
ストレーナーにコーヒー粉を入れて水を注いだら、あとは冷蔵庫で8時間冷やすだけなので、とっても簡単に作れて楽です。
下記の記事でレビューを書いています。
ドリッパーサーバータイプの人気商品
ハリオ ウォータードリッパー・ドロップ 600ml
プラスチック樹脂製のウォータードリッパー。緑茶などの水出しにも使えます。ドリッパー・サーバータイプには珍しく、真っ直ぐな円柱状のフォルムなので収納もしやすい。
iwaki 耐熱ガラス ウォータードリッパー 440ml KT8644-CL1
耐熱ガラス製のウォータードリッパー。ゆっくり雑味なく抽出される水出しで作ってから電子レンジで温めてホットコーヒーを楽しむこともできます。
iwaki 耐熱ガラス SNOWTOP ウォータードリップ 「Uhuru」 440ml K8635-M
木製の枠がついてインテリアとしてもおしゃれなウォータードリッパー。磁器製のフタがついているので、抽出したコーヒーを冷蔵庫で保管することもできます。
ボトルタイプの人気商品
HARIO 水出し珈琲ポット ショコラブラウン 8杯用 日本製 MCPN-14CBR
持ちやすい大きな取っ手が付いたボトルタイプのドリッパー。ボトルタイプの中でも非常に安いので、とりあえず水出しコーヒーを始めてみたい方におすすめです。
HARIO フィルターイン コーヒーボトル 650ml ショコラブラウン FIC-70 CBR
ワインボトルのようなスマートなフォルムが特徴のボトルタイプのドリッパー。ボディが円柱状なので冷蔵庫内でも場所を取りません。
HARIO コールドブリュー コーヒージャグ
清潔感のあるステンレスを採用したボトルタイプのドリッパー。シンプルでスタイリッシュなデザインで高級感があります。
あればなお良い器具
コーヒーミル
すでに挽かれたコーヒー粉を使っても良いですが、コーヒー豆は焙煎後から酸化し、挽いた後にさらに酸化して徐々に風味が損なわれていくので、抽出するときに挽くとさらにおいしいコーヒーになります。
自宅で焙煎すると一番良いかもしれませんが、それは技術的、設備的にも厳しいので、焙煎された豆を買って、自分でコーヒーミルを使って挽くのがおすすめです。
コーヒーミルは手動タイプと電動タイプがあり、それぞれ次の特徴があります。
手動タイプ
- 電源がいらないので場所を選ばない
- 時間がかかる
- 力を使うので疲れる
- 一度に挽ける量が少ない
電動タイプ
- 時間も力も使わないので楽
- 一度に大量に挽ける
- 電源が必要
- 動作音が大きい
- 手動タイプより場所を取る
僕はアウトドアにも使いやすい、コンパクトに収納できるカリタの手動タイプを使っています。
(今は売っていないようです)
ハンドル部分も本体に収納できるので、保管時に場所を取らないので助かります。
ですが挽くのに時間と力を使うので、それが苦じゃない方は手動、嫌な方は電動を選ぶと良いかもしれません。
手動ミルの人気商品
HARIO(ハリオ) コーヒーミル 透明ブラック 手挽き セラミック スリム MSS-1TB
本体下部が透明なので挽いた量や粒の粗さなどがひと目でわかるのが便利。豆を挽く粗さを調整するツマミも付いています。
パール金属(PEARL METAL) キャプテンスタッグ 日本製 コーヒーミル セラミック刃 ハンディータイプ Sサイズ 18-8 ステンレス製 UW-3501
丈夫なステンレス製で持ち運びにも便利なコンパクトサイズ。豆を挽く粗さを調整するツマミも付いています。
カリタ Kalita コーヒーミル 手挽き ミニミル
木製でレトロな見た目のコンパクトミル。豆の投入口が広くて入れやすいのがうれしいポイント。受け皿部分が引き出し式なのもかわいいです。
電動ミルの人気商品
2020年最新版 電動コーヒーミル 最大100g大容量
1分間に最大24,200回転するハイパワーの電動ミルです。コーヒー豆の他、スパイスなどを挽くことも可能です。
ラッセルホブス コーヒーミル 電動 7660JP
コンパクトタイプでありながら150Wのハイパワーモーターを搭載した電動ミル。中挽きならMAX60g(7~8杯分)でも約10秒で挽くことが可能です。
Melitta(メリタ) 電動 コーヒーミル ブラック ECG62-1B
一度に70gまで挽く事が可能で5杯分(約40g)なら15秒程度で、レギュラーコーヒー用まで挽く事が可能な電動ミルです。
コーヒーメジャー
コーヒーメジャーは、豆やコーヒー粉を量るのに使います。
木製、ステンレス製、ホーロー製など、たくさんの種類が販売されているので、きっと好みに合うものが見つかると思います。
僕が使っているのはHARIO〈ハリオ〉V60というステンレス製のメジャーです。
持ち手部分をフックなどに掛けられるのが便利です。
コーヒーメジャーの人気商品
HARIO(ハリオ) V60 計量スプーン
擦り切り1杯12gが量れるステンレス製のコーヒーメジャーです。
Kalita コーヒーメジャー ホビー スモーキーブルー 10g
擦り切り1杯10gが量れるメラミン樹脂製のコーヒーメジャーです。
カリタ Kalita コーヒーメジャー 陶器製 パステルブラウン #44005
擦り切り1杯10gが量れる陶器製のコーヒーメジャーです。
コーヒーキャニスター
コーヒーキャニスターは豆の風味が落ちないよう保存するために、できれば持っておきたいアイテムです。
材質によって密閉性や遮光性、ニオイの移りやすさなどが違います。
コーヒーキャニスターの人気商品
HARIO (ハリオ) 珈琲キャニスターM ブラック MCN-200B
安価に買えて、フタの密閉性も高いので湿気を避けられる。また本体容器が耐熱ガラスなので熱湯でも洗えて清潔に使うことができます。
ZEROJAPAN コーヒーキャニスター200 ホワイト CO-200
ホーロー製なので遮光性が高く、フタの密閉性も高いので湿気にくい。カラーバリエーションも豊富です。
GLOCAL STANDARD PRODUCTS TSUBAME キャニスター ショート
ツバメのマークがかわいい人気ブランド「GLOCAL STANDARD PRODUCTS」のキャニスターです。本体は遮光性に優れたステンレス製で、チーク材のフタには密閉性を高めるパッキン付き。
おすすめのマグカップ
最後におすすめのマグカップをひとつご紹介します。
僕はコーヒーが好きなのでマグカップやグラスをたくさん持っているのですが、水出しコーヒーのような冷たいドリンクを飲むなら、銅製のマグカップがおすすめです!
銅は金属の中でも熱伝導率が非常に高いので、冷たいドリンクは長い時間冷たいままで、マグカップ本体もキンキンに冷えます。
僕は新光金属のマグカップを使っていますが、夏の暑い時期なんかはすごく気持ちいいですよ。
それではまた、次の記事で。