突然ですがビジネスモデルの「レーザー&ブレードモデル」というのをご存知でしょうか?
T字カミソリ本体を安く売り、高い替刃で稼ぐという、髭剃りの会社「ジレット」に代表されるビジネスモデルです。
大昔に確立されたビジネスモデルですが、未だに健在で、T字カミソリは今でも本体が安く替刃が高い、というのは髭を剃る方ならご存知だと思います。
そこで、ランニングコストの安さなどから再注目されているのが、両刃カミソリです。
この記事では、存在感が薄くてあまり知られていませんが、替刃が安くてコスパが良い両刃カミソリのおすすめを3つご紹介します。
髭剃りにかかるランニングコストをもっと節約したい!と思っている方は、ぜひ読んでみてください。
Contents
替刃のコスパ最強!両刃カミソリのおすすめ厳選3つを松竹梅で紹介!
![シェービングイメージ1](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/cee7af0f269230613aa679c1da1d370d.jpg)
まずT字カミソリと両刃カミソリのランニングコストの差の一例をお見せします。
種類 | 初期投資 | 替刃のランニングコスト |
|
T字カミソリ | 数百円 | 〈例〉替刃10個 約4,000円 | 年間 約10,400円 |
両刃カミソリ | 数百円 | 〈例〉替刃10個 約400円 | 年間 約1,040円 |
両刃カミソリの替刃はT字の約1/10の値段なので、2週間で替刃を交換する場合、両刃カミソリの方がなんと年間で9,360円も替刃のランニングコストが安くなります。
電気シェーバーよりT字カミソリの方が初期投資が安いので使っている方が多いかもしれませんが、ランニングコストは結構かかりますし、T字カミソリより両刃カミソリの方が圧倒的に安いんです!
それではおすすめの両刃カミソリをご紹介します。
〈フェザー〉両刃ホルダー ポピュラー
![フェザー両刃ホルダー ポピュラー](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/e661f9676f75808deb67da8a07d82675-147x300.jpg)
とりあえず、試しに両刃カミソリを使ってみたいという方には、フェザーの両刃ホルダー ポピュラーがおすすめです。
フェザー安全剃刀株式会社が1932年の創業当時から販売している、世界40カ国以上で愛される超ロングセラー商品。
ホルダー本体は合成樹脂製で、金属部はステンレスと黄銅。
替刃はステンレス刃物鋼で、刃先はプラチナ合金と樹脂のWコーティング加工が施されたプラチナ強化刃。
ホルダーと替刃2枚セットで697円は安いですよね。
パッケージもレトロでいい感じです。
替刃は10枚入りで401円。
1枚あたりたったの40円です。
※価格は執筆時のAmazon掲載のものです
両刃ホルダー ポピュラーについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しているのでご覧ください。
![両刃カミソリイメージ画像](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2020/04/a09b4333de08c3a1568b7875e719504f-e1694342748483-320x180.jpg)
〈ミューレ〉クラシックレイザー・クローズドコム メタル
![ミューレ](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/014e7334b12f99190542668dd89b5a43-150x300.jpg)
熟練職人の技とドイツの先進デザインが織り成す、ラグジュアリー・シェービングブランドであるミューレのクラシックレイザー・クローズドコム メタル。
機能性とデザインで世界的に高い評価を得ているミューレの製品だけあって、ハンドルのデザインなんかは特に美しい造形です。
ヘッドとハンドルは着脱が可能なので、洗浄がしやすいのも特徴です。
デザイン、質感ともに所有する喜びと、高い満足感が得られる、大人の男のためのカミソリだと思います。
替刃は20枚入りで1,210円。
1枚あたり60円です。
※価格は執筆時のAmazon掲載のものです
フェザーよりも替刃は高くなりますが、それでT字カミソリにくらべるとかなり安いです。
〈フェザー〉特撰両刃オールステンレスレザー
![フェザー特選オールスレンレスレザー](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/15d81a9f0b146451d8483876a455b25e-134x300.jpg)
選びぬかれた素材と職人のこだわりが融合した国産カミソリの逸品、フェザーの特撰両刃オールステンレスレザー。
すべてのパーツがステンレス製で、替刃2枚の他に、ステンレス削り出しで作られた重厚な専用スタンドもセットになっています。
こちらも上で紹介したミューレと同じ機構なので、ヘッドとハンドルが着脱可能で洗浄がしやすい特徴があります。
またフェザーは、刃物の町である岐阜県関市に生産拠点があり、生産から検品まですべて国内で完結している、MADE IN JAPANの製品だというのも安心できます。
替刃はひとつめのポピュラーと同じ「ハイ・ステンレス」が使えるので、10枚入りで401円。
1枚あたりたったの40円です。
※価格は執筆時のAmazon掲載のものです
まずはエントリーモデルを使ってからオールステンレスへ買い替えがおすすめ
![両刃カミソリイメージ画像](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2020/04/a09b4333de08c3a1568b7875e719504f.jpg)
両刃カミソリはT字カミソリよりも剃るのが難しい(切れて血が出る)という声を聞きますが、僕はこれまで使っていてそんな印象はありません。
何度かうっすら切れたことはありますが、T字でもそれは同じです。
ですがどうしても「扱いが難しくて自分には合わない」という方もいるかも知れないので、両刃カミソリに興味がある方は、まずはフェザーのポピュラーのような安価なエントリーモデルを買うことをおすすめします。
そして両刃カミソリが問題なく使えそうであれば、今回紹介した2つめ3つめのような「オールステンレス」タイプに買い換えるとよいと思います。
![シェービングイメージ](https://dainosuke-blog.com/wp-content/uploads/2021/04/51f647e7a4b27061f8d6373e5793fb0e.jpg)
肌に直接当てて使うものなので清潔なことは大前提ですが、カミソリは水に濡らしますし湿気の多い洗面所で保管するので、お手入れを怠ると不衛生になりがちです。
ステンレスは非常にサビにくく、強度にも優れているので、カミソリはオールステンレス製がおすすめです。
日々の髭剃りにかかるランニングコストを節約するためにも、両刃カミソリを試してみてはいかがでしょうか?
この記事で紹介した両刃カミソリ
それではまた、次の記事で。