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モノクロ前夜
中古のフィルムカメラ Canon New-F-1を買って一年以上が経ちましたが、これまではカラーフィルムしか使っていませんでした。
街をブラブラする時、アウトドアや旅行に行く時。
重いけどとにかくなるべくカメラを持ち歩くようにして、FUJIFILMの業務用フィルムISO100の安いものを使ってバシャバシャ撮って練習をしていました。
そんなときに買ったのが雑誌「pen」のライカ特集。
誌面の画像は載せませんが、これに載っていた白黒写真を見て「うわー!モノクロもかっこいい!」と思いました。
色の情報が少ない分、視線が被写体に集中して写真が力強く感じる気がしたんです。
モノクロフィルムを求めて
ということで白黒フィルムを買ってみることに。
どんどんフィルムは高価になり、数も減っていってはいますがモノクロフィルムも意外に選択肢はたくさん残っています。
Kodak トライ-X400
カメラのキタムラのような身近なカメラ屋さんでも手に入りやすいのは、Kodakのトライ-X400というフィルムかと思います。
箱に400TXと大きく書かれたものですね。
たいていどこの店舗にもあると思います。
実はこのフィルム、ぼくはフィルムカメラを買った当初、Kodakなのに安い!と、カラーフィルムだと思って間違って買ってしまいました。
パッケージからはモノクロフィルムだと分かりづらいので、カラーフィルムをお求めの方は間違わないように要注意です!
ILFORD
他には、ILFORD(イルフォード)が有名だと思います。
パッケージがおしゃれです。
富士フイルム ネオパン 100 ACROS Ⅱ
あと、富士フイルムが2018年に生産終了していた ネオパン 100 ACROS II が2019年秋に再生産するそうです。
価格が気になるところですが、昔からのファンはうれしいでしょうね。
今は在庫をAmazonなどで買えますが、生産開始したらもうちょっと安くなるのかな…?
モノクロフィルムはあまり名前が知られていないものも含めて種類はたくさんあるので、色々調べて質感の好みと価格を考えて買うといいかもしれません。
ぼくが買ったのはRollei RPX400
そしてぼくが買ったのがRollei(ローライ)のRPX400です。
これもパッケージがシンプルでかっこいい。
やっぱり海外のフィルムはデザインもかっこいいですね。
早速撮った写真をいくつか載せます。
といってもほとんどに友人が写っているため、載せられるものが限られるのですが…。
最後の3枚は熊本にある上村うなぎ屋。
創業100年を超える有名店だそうで、味もさることながら、店内の雰囲気が趣があってすごく良かったです。
と、まあモノクロフィルム初挑戦はこんな感じでした。
モノクロフィルムの難点
最後にモノクロフィルムの難点をお伝えしておきます。
それは現像です。
ぼくはいつもカメラのキタムラで現像をしてもらうのですが、35mmのカラーフィルム1本なら30分〜1時間ほどで仕上がります。
ただモノクロフィルムは店内で現像できないようで、「工場に送るので2週間ほどかかります」と言われました。
料金は一緒なのですが、撮ったものを早くみたいのに何週間も待つのは辛いところ…。
もちろん自社でモノクロフィルムを現像できるお店もあるでしょうが、数が多くないことは間違いないですし、郵送でフィルムを送って現像してもらったりもできますが、いずれにしてもカラーフィルムよりは現像に時間がかかるのが難点ですね。
でもカラーフィルムとは違う魅力があるのも事実!
ポートレートなんかもモノクロだと雰囲気が出て、かっこよくなりそうですね。
↓今回記事中でご紹介したフィルムはこちら
カメラのキタムラなどでも比較的入手しやすい
パッケージがおしゃれ。店頭ではあまり見かけない
ISO100だけど世界最高水準の超高画質
》FUJIFILM ネオパン100 ACROS Ⅱ135サイズ
パッケージがおしゃれ。超微粒子
それではまた次の記事で。